大人向け書道教室を選ぶポイント5つ|お月謝の相場も

書道教室の選び方を知りたい

「やっぱりキレイな字が書けたらいいな」

社会人になると、手書きの文字を書く機会はぐんと減ります。しかし、冠婚葬祭などの大切な場面でこそ、直筆で署名をする機会があったりしますよね。さっと美しい字を書けると周りからの印象が左右されることも。

だからといって、書道教室に行くには

「今まで書道は習ったことがない…」

「小学校くらいの時はやっていたけど、ブランクが…」

「どんな教室を選んでいいのかわからないし…」と躊躇してしまったりしますよね?

そこで!今回は、実際何を基準にして選べばいいのか、教室選びのコツをご紹介します!

社会人になって小学校ぶりに書道を再開し、今では師範資格を持つ筆者が、大人の書道教室を選ぶ際にチェックしておくと失敗しない点を挙げていきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.書道教室は、どうやって探すべき?

社会人になると忙しく、習い事は普段の生活スタイルにも影響があるもの。

最近の生活の変化で「以前多かった飲み会が減った!」「在宅勤務が増えた!」などで時間が出来た方もいるのではないでしょうか?

近頃、社会人や子育て中の主婦など、書道教室に通う方が増えてきています。

筆者の通う書道教室では、新型コロナの自粛が収まってきた頃から「改めて書道をやってみたい大人の生徒さんが増えている」と聞きました。

「書道教室がたくさんありすぎて、どこに通えばいいのかわからない」と悩むあなたへ。

実際に足を運んでみてください!

古くからある個人の書道教室の中には、ウェブサイトを作っていないところもあります。

ある程度調べてポイントを掴んだら、ぜひ見学や体験に行ってみるのが得策です。

百聞は一見に如かず。です!

ぜひ最後まで読んで一歩踏み出してみてくださいね!

2.まずは目標を決めましょう

書道教室を選ぶ際、まずあなたが書道を始めたい理由を思い浮かべてみてください。

子どもの頃のお習字教室は、ご家族のすすめで通い始めた人が多いのではないでしょうか?

決められた時間、言われた通りに課題をこなす、しつけの意味も大きいかもしれませんね。

大人の書道教室は、子どもの頃とはひと味違う印象を受けるはず。

・字がキレイに書けるようになりたい

・長く続けられる趣味として始めてみたい

・師範の資格を取得したい

など、目的はさまざまです。

「通う目的を明確にする」ことで、目標を持って通うことができるのが大人の書道教室の魅力でもあります。

3.書道教室選びのポイント5つ

★先生で選ぶ

せっかく始めるなら、長く続けたいですよね。

そのためには先生がどのような人なのかはとても大切なポイントです。

先生との相性

ある程度自分のペースで進められる教室は、足を運びやすく、長く続けやすいものです。

自身の目的も考えた上で、先生の指導が「褒める指導か/厳しい指導か」「指導が的確か/感覚的か」などを意識してみてください。あなたが無理なく話を聞ける先生がいいでしょう。

先生の字を好きかどうか

先生の字が好きかどうかは、モチベーションにもつながるポイントです。

ちなみに筆者が今の書道教室に入る決め手にしたところでもあります。体験時に先生が書いてくださった筆者の苗字がとても美しかったため「私もこんな字が書けるようになりたい!」と強く思いました。

憧れは、継続へのひとつのモチベーションになります!

★レッスン内容で選ぶ

教室によって、毛筆だけでなく硬筆・ペン字のコースや、教室ならではのコースがあるところも。個人でやりたいことを聞いて、叶えてくれる先生もいます。満遍なく学びたい人は全体的に学べるコースがある教室、またはコースが分かれていない教室を選ぶべきです。

自分が書けるようになりたいものがある人は、考えて探すといいでしょう。

★稽古スタイルで選ぶ(人数/椅子・正座など)

お稽古のスタイルも、教室によってかなり違いの出る点の一つです。

・少人数/大人数

書道教室には、子どもと一緒に指導している教室、時間を分けている教室、大人専用の教室などがあります。周りの雰囲気がガラッと変わりますので自分が集中しやすい環境かどうかは要チェックです。

・日程/時間帯

忙しい社会人にとって、お稽古日や時間帯は必ずチェックするところ。平日のみまたは土日のみなのか、どちらも可能なのか。時間帯も、昼か夜かは確認しておきましょう。

・正座/椅子

お稽古の際の座り方も大切です。床に座布団を引いて正座、椅子と机のみ、両方ある教室もあるでしょう。自身の書きやすさとお稽古時間の長さを考えて、集中できる方を選んでください。

★師範を取得できるかで選ぶ

「将来師範になって指導したい」と考える方は、必ず確認しておきたいポイント。

厳密には資格を持っていなくても教室を開くことは可能です。

しかし、自身の能力の証明のひとつとして取得すると、生徒さんが安心して申し込んでくれます。

書道教室を開きたい方には、ぜひ師範資格の取得をおすすめします!

★場所(リアルor オンライン)で選ぶ

書道教室に直接通うか、オンライン学習かも大きな違いです。書道教室というと、リアルな教室をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、最近はオンラインに対応している教室、専門にしている教室もあります。

「書道を習いたいけれど、お稽古時間に行けない」

「通いたい教室が遠い」

「周りの人を気にせず自分の家でやりたい」

などの方にはぴったりです。

書道は、何度も繰り返し書いて技術を染み込ませていくものです。実際に足を運ぶのが難しい方もあきらめなくて大丈夫!オンラインも検討してみてください。

4.お月謝の相場は?

習い事を始める際には、事前に毎月いくらかかるのか確認しておきたいですよね。

書道教室のお月謝の相場は

4000円~8000円 といわれています。

しかし、師範資格を短期間で取得できる教室などでは月に2万円を超えるところも。

また、入会金が必要か、書道用品の貸出しを行っているかも要チェックです。

筆、硯、下敷き、文鎮など、自分でどこまで揃えるかにより、初期費用は大きく変わってきます。全て貸出ししている教室もあります。また、半紙や墨などの消耗品がお月謝に含まれているか、別途かどうかも確認してみてください。

その他、出費の面では、展覧会時にも別途費用がかかりますので、出品したい方はぜひ聞いてみてくださいね!

5.自分に合った書道教室を選びましょう

いかがでしたか?

大人の書道教室は、小さい頃に通う教室と比べて目的を持って学べる分、さまざまです。

目的や目標、ライフスタイルに合わせてポイントを絞り、あなたにぴったりの書道教室を探してみてください。

子どもから大人まで、何歳からでも初められるのが「書道」です!!

自分のペースで学べる書道教室を探して、一緒に美文字を目指しましょう。

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